日本経済研究センターにて「中国マーケティング戦略のポイント」をテーマに講演【セミナーレポート】
講演の様子
2019年10月18日、日本経済研究センターにて開催された「第3回 中国研究会」において、当社執行役員の山本が「中国の消費者をいかにとらえるか~マーケティング戦略のポイント」をテーマに講演いたしました。
同研究会は毎月開催され、中国に関するビジネス、経済、法律など毎回違ったテーマで講師が登壇しています。当日は会員企業の方々を中心に約20名にご参加いただきました。
変化の速い中国の消費者動向をいかにとらえ、ビジネスに活用すべきかについて最新の実例を交えて紹介いたしました。
- 中国におけるインターネットマーケティングの「AISAS」
グレートファイアウォールにより閲覧可能なメディアが規制をされている中、中国人消費者のよく使うアプリを中心にカスタマージャーニーを解説。それぞれのシーンでよく使われるメディアと合わせて解説いたしました。 - 自動車・飲料メーカーのSNS展開及びプロモーション事例
ターゲットユーザーの嗜好に応じて、コンテンツやメディアを使い分け、Weibo・WeChat・Douyin・Tmallの他、中国版Yahoo!知恵袋と呼ばれる「知乎(Zhihu)」の活用法を解説。またWeChat紅包を活用した大規模キャンペーンについても言及しました。 - 商業施設におけるOMO(Online Merged Offline)事例
テンセントや万達集団らの手掛けるスマートショッピングモールのケースを紹介。ミニプログラムも活用したインタラクティブディスプレイ・スマートパーキング・決済及び領収書発行システム等について解説いたしました。
講演後は今後の中国のネットビジネスの展望についてなど、質疑応答が活発に展開されました。
当社では、今後も日中間の情報格差を埋めるべく、最新の中国インターネットマーケティングに関する情報発信、セミナー等を積極的に行ってまいります。セミナーの講師ご依頼や詳しいサービスのお問い合わせは、ぜひこちら(別ウィンドウで開きます)よりお声がけください。