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訪日ラボの弊社連載第15回が公開されました! 最近良く見かける「Tik Tok(ティックトック)」をビジネス目線でどこよりも詳しく解説!~基本情報編~

インバウンドニュースサイト「訪日ラボ」でのクロスシー連載第15回目が公開されました。

今回は中国で昨年から人気となっている「ショートムービー(短视频)」について、人気サービスとその特徴、中でも特に注目の「Tik Tok(抖音)」について掘り下げてみました。ユーザー層とUI、人気コンテンツの法則について解説します。

ショートムービーとは、ユーザーが撮影する15秒程度の動画のことで、こういったコンテンツをアップ、視聴、コメントできるサービスが多数登場しています。

主なサービスには、ユーザー拡大の勢いが顕著なTikTok(抖音)、ユーザー数の多さが特徴の「快手」、テンセント傘下の「微視」、瞬く間に普及した「Meipai(美拍)」、30代のユーザーが多くみられる「火山」などがあります。どれも数億ユーザーを抱えており、中でもTik Tokは手軽にプロのMVのようなスタイルを表現できるコンテンツで若者に大人気です。

2020年までのショートムービー市場規模予測によれば、本年2018年は301.0%の成長が予測されています。またTik Tokによれば、モバイルでのインターネット利用時間に占める「ショートムービー」の割合は、3月の7%から6月には9%と、3か月で2%上昇しました。

ショートムービーは、重視している機能からいくつかのタイプに分類できます。SNS機能重視(あくまでも動画コンテンツが主役)、コミュニケーション重視、BBSタイプ、SNSベース、ライブコマース、撮影ツール。この6つの形態が現在ショートムービー市場の主要分類です。

Tik Tok(抖音)はSNS機能に特化した動画配信サービスで、中国国内だけでなく、国外でも普及してきています。主に日本、韓国、インド、ドイツ、ロシアなどで人気が高まっています。

今年7月、初めて公式に発表された世界のユーザー数は5億を超え、中国国内でのデイリーアクティブユーザーは1.5億、月間アクティブユーザーは3億に達しています。

Tik Tokの中国におけるメインユーザーの属性は以下のとおりです。

  • ユーザーの80%が90後(28歳以下)
  • サービス上で活躍するKOL(インフルエンサー)は95後(~23歳)、00後(~18歳)が主力
  • 男女比=4:6
  • 70%以上が一級都市と二級都市に居住。経済発展した環境。

※以上はすべて、アクティブなユーザーを対象に集計

自分で動画を投稿することはもちろんですが、お気に入りに登録するなど、視聴だけでも気軽に楽しむことができます。こういった性質から、すでに数々の動画がTik Tokでトレンド入りしており、中にはブランドの認知拡大に成功した事例もあります。

バズるコンテンツの特徴をまとめるなら「簡単な身体表現/ダンス」に「さまざまな表情」を組み合わせていることが挙げられます。ムーブメントの広がりの規模は非常に大きく、流行の発端となる1つのショートムービー(オリジナルのコンテンツ)の再生回数は10億回以上、模倣・拡散に参加したユーザー数が50万人以上のケースも存在します。

ショートムービーサービスではそれぞれのプラットフォームに主流となるコンテンツに特徴があります(ゲーム、エンタメ、ファッションなど)。一級都市、二級都市といった経済力のある地域で消費の主力となっている若者へのリーチが可能なTik Tokは、多くのブランドにとって主要なコミュニケーションチャネルとなっています。インバウンド市場におけるプロモーション施策の一つとしても、今まさに取り入れるべきコンテンツと言えるでしょう。

連載第15回はこちらからご覧いただけます。本文もぜひご一読ください。

最近良く見かける「Tik Tok(ティックトック)」をビジネス目線でどこよりも詳しく解説!2018年の中国はショートムービーが狙い目、インバウンドへのいち早い応用を! ~基本情報編~

次回訪日ラボ連載は9月3日(月)に更新予定です。どうぞご期待ください。

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