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ウェイシンとウィーチャット

【WeChat】公式アカウントとは? 日本企業が開設する方法とは?

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中国のテンセント(中国語名:騰訊)が運営するメッセージングアプリ「WeChat」は、チャットはもちろん、決済やショッピングをはじめ、日常のあらゆるシーンに入り込んでおり、もはや生活のインフラともなっています。

本編では企業や組織が運営するWeChatの「公式アカウント」について、国内版と国際版の違いと、公式アカウントの種類、開設方法について解説します。

【基本】中国国内版「Weixin」と国際版「WeChat」の違い

中国国内の「Weixin」と国外版の「WeChat」ではスタンプショップやデフォルトのメニューが異なります。

ウェイシンとウィーチャット

(図はテンセントJAPAN資料より)

企業や組織のWeChat公式アカウント運営においては、中国国内版の「Weixinアカウント」を取得するために、中国法人を設立するか代理で公式アカウントを開設する方法が一般的です。

※以降、便宜上すべてのアカウントを「WeChat」と呼称し、特に断りのない場合国内版と国際版の両者を指すものとします。

■WeChat公式アカウントとは ~サービスアカウントと購読アカウントのちがい~

・公式アカウントの分類と配信形式の違い

まずはWeChat公式アカウントの種類と機能の違いについてみていきます。公式アカウントは大まかに分けてサービス号購読号に分かれます。

サービスアカウントと購読アカウント

▲左が服務号(サービスアカウント)右が訂閲号(購読アカウント)のアイコン(図はテンセント公式サイトより)

サービスアカウントは、アカウントをフォローするユーザーに対し月に4回のメッセージを配信できるアカウントです。チャット欄にメッセージが表示されます。一方購読アカウントは、毎日1回メッセージを配信できますが、サービスアカウントと異なり、チャット欄では独立したアカウントではなく「購読アカウント」のフォルダに配信されます。

実際のアプリの内部は以下のようになっています。

WeChatのトーク履歴と購読アカウントの内訳

▲チャット一覧に並ぶサービスアカウント(青枠)と、購読アカウントのフォルダ(赤枠)。購読アカウントを選択すると、フォローしている購読アカウントの一覧画面になる。

 

・購読アカウント、サービスアカウントの機能面での違い

それぞれの公式アカウントの機能面に着目してみます。両者ともユーザーからの基本メッセージの受信・返信のAPIが利用可能ですが、サービスアカウントでのみ「9大高級API」「WeChat Paymentの開通」の機能が利用可能となっています。

図にまとめると以下のようになります。

 

サービスアカウントと購読アカウント機能の違い

■公式アカウント申請と認証、設定まで

続いて「Weixin」公式アカウント、「WeChat」公式アカウントの開設手順を詳しく見ていきましょう。国内版の「Weixin」公式アカウント、「WeChat」公式アカウント、どちらもウェブ上での申請が可能です。国内版なのか国際版なのかで申請を開始するウェブサイトも異なります。

 

公式アカウント申込みサイト

公式アカウントの申請、認証の申請に先だって「個別審査」「ホワイトリスト登録」が必要となります。2つのステップを完了すると、上記のサイトを通じた公式アカウントの申請と第三者機関による認証のプロセスに進めます。

公式アカウント申請では、以下の3点に注意が必要です。

  • 現在、日本法人の場合「サービス号」のみ申請が可能
  • 公式アカウント名称は一度定めたものを変更はできない
  • ただし、公式アカウント紹介文は変更できる

 

公式アカウント申請フロー

▲申請フローでは「サービスアカウント」以外にも「購読アカウント」「企業アカウント」も選択可能な設定となっているが、日本法人が選べるのは「サービスアカウント(服務号)」のみである点に注意

会社名称は日本語での申請が可能です。会社番号には登記簿謄本に記載の番号を用います。申請後は登録した担当者の携帯電話に認証のためのSMSや第三者機関からの問い合わせが入る可能性がありますので、中国語での対応が可能な人物を担当者にアサインする必要があります。

認証のプロセス

認証取得の手続きは、公式アカウントの開設申請ののち可能となります。申請はウェブ上で行い、以下のような情報を入力していきます。

  • 登記簿謄本に記載の情報(住所、経営範囲、代表者氏名など)
  • 銀行口座の情報
  • 運営担当者のパスポート番号
  • 登記簿謄本の写真
  • 運営担当者の直近3か月分の携帯電話料金明細

情報をサブミットしたあと、指定の口座へ手数料の振込(送金)をします。送金の手続き後は明細書の写しを同じくオンラインで提出します。情報に不備がある場合にはメールや電話で問合せが入ります。

開設までに必要な期間と設定

約1か月の審査期間(状況によります)を経て、公式アカウントの開設と認証が完了します。開設された公式アイコンやアカウントのIDを設定することができます。

弊社では、本編で解説してきたようなWeChat公式アカウントの申請、認証、また運用にわたるすべてのフローにおいて業務支援を行っております。ご不明な点があればぜひ問合せよりご連絡ください。

 

中国でインターネットビジネスをはじめるには専門知識が必要です。

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調べる前に、専門家にご相談ください。

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