1. HOME
  2. お役立ち情報
  3. Cross China Magazine
  4. 訪日ラボの弊社連載第13回が公開されました! 【中国版Twitter】Weibo(微博/ウェイボー)最新情報まとめ!SNSとしてのWeChatとの最大の違いはコンテンツのリーチの大きさ、多種多様なコンテンツでユーザー層もますます拡大

ARTICLES

お役立ち情報

訪日ラボの弊社連載第13回が公開されました! 【中国版Twitter】Weibo(微博/ウェイボー)最新情報まとめ!SNSとしてのWeChatとの最大の違いはコンテンツのリーチの大きさ、多種多様なコンテンツでユーザー層もますます拡大

インバウンドニュースサイト「訪日ラボ」でのクロスシー連載第13回目が公開されました。

今回は「中国版Twitter」と呼ばれるWeibo(微博/ウェイボー)について、サービス初期の競合、WeChatとの違い、運営会社による最新のユーザーレポートより注目のトピックスを紹介しました。

現在ではsina社の「新浪微博」を指す「ウェイボー」ですが、これはもともと「マイクロブログ」つまりオープンなプラットフォームに投稿する短文を意味する言葉でした。同社がサービスを開始した2000年代には、現在も大手IT企業として名高いテンセントやネットイース、Sohuといった会社によるマイクロブログ(Weibo)が存在していましたが、2018年現在はサービスを終了しているか、ほとんど存在感を失っています。

Weiboのユーザー数は現在7億、2017年第3四半期のMAUは3.76億(前年同期比27%増)、うち92%がモバイルです。DAUは1.65億で、前年同期比25%増となっています。

変わらず支持されている理由の一つは投稿できるコンテンツ形式の幅広さにあります。マイクロブログというカテゴリではありますが、書き込む文字数に関係なく上限9枚までアップできる写真、長文、ライブ動画、ショートムービーとほぼコンテンツに制限なく投稿することができます。

またWeiboはサービスにログインしなくとも投稿を見ることができる点(※)が特徴です。またWeibo内でユーザーが検索を行った場合には、アカウントのフォローの有無に関係なく検索結果が表示されます(個人アカウントを含む)。
※閲覧できる範囲やコメント機能が使えないといった制限がある

ユーザーも非ユーザーも、フォロワーも非フォロワーもコンテンツにリーチできることから、より広い層への訴求や、高い閲覧数やシェアといったエンゲージメント率も期待できます。対照的にWeChatでは、友人として連絡先に登録されている場合のみ個人のタイムラインの投稿を閲覧することができる仕組みになっており、この点がWeiboと大きく異なります。WeChatでも全く面識のない人物と連絡先を交換することは可能は可能ですが、主な利用方法とはなっていません。

最後に2017年12月にsina社より発表されたユーザーレポートの内容を一部紹介します。

ユーザー構成比は、性別は男性56.3:女性43.7と男性がやや多め、年代別では30歳以下が80%超、23歳~30歳が38.6%と最多となっています。

昨年4月には「Weiboストーリー」の機能をローンチしており、9月の時点で4,000万近いユーザーが利用しています。

WeiboストーリーはInstagramのストーリー同様、一定の時間だけ動画が公開される機能で、レポートによれば18-22歳の女性若年層が多く利用しています。利用者のアカウントステイタスからは、これらのユーザーは利用開始間もないユーザーであることも示唆されています。現状、23歳以上が主力で男性がやや多いWeiboですが、この機能がより広いユーザー層の獲得に貢献していることがわかります。

レポートからは、Weiboが中国の主要SNSとして確固たるポジションを確立していることや、今後も幅広く影響力を発揮するプラットフォームであり続ける可能性が見えてきます。中国向けプロモーションやインバウンド需要の取り込みにおいては、WeiboとWeChatそれぞれをの性質の違いを理解し活用することで、より施策の効率を高めることができるでしょう。

連載第13回はこちらからご覧いただけます。本文もぜひご一読ください。

【中国版Twitter】Weibo(微博/ウェイボー)最新情報まとめ!SNSとしてのWeChatとの最大の違いはコンテンツのリーチの大きさ、多種多様なコンテンツでユーザー層もますます拡大

次回訪日ラボ連載は8月6日(月)に更新予定です。どうぞご期待ください。

関連記事

お役立ち情報