中国マスク事情の今 | クロスシーブログ
北京の店頭に並べられているマスク
日本では依然としてマスク不足が続いており、御徒町やアメ横など特定の場所を除いては全国的にコンビニ、ドラッグストアなどで十分な量が供給されていない状況となっています。日本企業もこれまでマスク生産の70~80%を海外、とりわけ中国に依存していたため、世界的に需要が高まった今、国内のマスク不足が深刻な状態となっています。
この要因は各国とのマスク獲得競争に負けてしまっていることや、中国政府によるマスク輸出規制が原因と言われていますが、実は今挙げたもの以外にも要因があることが分かってきました。 現在中国には各国からのマスクの注文が多く寄せられており、中国国内のある自動車メーカーもマスクの生産に乗り出しているのですが、そのマスクが相手国の基準を満たしておらず、粗悪品のためキャンセルとなっている事例を目にしました。同様の事例は他にも発生しており、この状態を危惧した中国の商務省、税関総局、および州政府の行政局は4月25日にマスク等の流行防止材料の品質管理を強化する共同発表を行いました。この発表では、マスクの明確な基準を設け、原材料管理、製造管理を厳しく行うように求めています。
このような状況もあり、マスクを作る材料さえあればだれでも作ることが出来る状態ではなくなったことが、マスク不足の要因として新たに見えてきた側面です。現在中国においてマスク不足は解消され、雑貨店、ドラッグストアなどで大量に陳列されている状態となっています。日本でも、マスクの品質に関してメディアで取り上げられ問題となっていますが、一刻も早く以前のように誰もが安心して購入できる状態になることを心から願っています。
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株式会社クロスシー 執行役員 梶原 俊一
大手ディスカウントストアにて流通・小売ビジネスに従事。インバウンド事業を立ち上げ、超小型戦略店舗の開店や地域を巻き込んだオリジナル媒体の制作等により売上を拡大。日中交流を通した地域活性化と商品流通の拡大を実現すべく当社に参画。
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