訪日ラボの弊社連載第5回が公開されました! 中国向けKOL(インフルエンサー)施策を成功させるために知っておくべき2つのヒント
2018年4月2日、インバウンドニュースサイト「訪日ラボ」でのクロスシー連載第5回目が公開されました。
今回は、訪日中国人をターゲットにしたインバウンドプロモーションに欠かせない「インフルエンサーマーケティング」について解説しました。
中国では「KOL」(Key Opinion Leader、特定のコミュニティにおいて発言や行動に影響力のある存在)とも呼ばれるインフルエンサーですが、ファンへの絶大なる影響力を秘めている一方、その本質を見誤るとせっかくの施策が逆効果となってしまうことがあります。
大前提として、KOLは単なる有名人ではなく、SNSアカウントというメディアの中で自らが生み出したコンテンツを発信する「媒体」兼「クリエイター」であるという認識が必要です。
この前提のもと、以下の2点に注意を払うことで、効果の最大化を図ることができます。
- 訪日中国人・中国人消費者の心をつかむのに長けているのはKOLなので、日本の都合基準でコンテンツを規定しすぎない
- 商品とKOLの世界、双方の魅力が両立した状態を保つことが大切。KOLの通常のイメージを損なわないような適切なKPIと報酬を設定する
KOL施策ではSNS上の数字の即時の変化だけに注目するのではなく、定点観測を続けることが必要です。商品のファンを増大させることがKOL施策の目的の一つです。成果はSNSのフォロー数、店舗への来店、リンクのクリックなどの中長期の変化に現れると弊社は考えます。
人間の消費行動における 「アイドマの法則」とはAttension(注意)、Interest(興味、関心)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(行動)のことですが、KOLはこのすべての領域にコミットできる存在 です。これからも訪日中国人とのコミュニケーションチャネルとして、その真価を発揮し続けるでしょう。
連載第5回はこちらからご覧いただけます。本文もぜひご一読ください。
中国向けKOL(インフルエンサー)施策を成功させるために必ず知っておくべき たった2つのヒント
また次回第6回の訪日ラボ連載では、KOL施策の事例について取り上げます。更新予定は4月16日(月)です。どうぞご期待ください。