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訪日ラボの弊社連載第12回が公開されました! 若者向け動画配信プラットフォームの「bilibili(ビリビリ動画)」はオフラインでも存在感、自社媒体「纳尼Video」は日本のオリジナル一次情報でファンをつかむ!

インバウンドニュースサイト「訪日ラボ」でのクロスシー連載第12回目が公開されました。

今回も引き続き「bilibili(ビリビリ動画)」に焦点を当て、サイトの基本構造と、日本関連情報を発信する「自社媒体」の事例を紹介しました。

すでにご存じの方も多いとは思いますが、「bilibili(ビリビリ動画)」は日本の「ニコニコ動画」と同様、アップした動画の画面に視聴者がコメントを流すことのできる機能(弾幕)を持っています。

▲bilbiliのコンテンツ再生画面

左上のタイトルの下にはアップされた日時と一緒に、このコンテンツがこれまでに再生された回数、弾幕の数、投げ銭された回数、お気に入りされた回数が表示されています。またコンテンツの下にはWeiboなど他のSNSでシェアされた回数が見られるようになっています。

その他、このアカウントが「フォローしているアカウントの数」「フォローされている数」「総視聴数」「総閲覧数」が右上に表示されていることに加え、ユーザーはアカウントへのメッセージ送信機能、送金機能(「充電」と呼ばれます)を利用できます。

bilibiliでは動画だけではなく、テキストと写真によるブログ形式のコンテンツも投稿可能です。投稿されたコンテンツの下部にはコメント欄があり(弾幕とは別)、ユーザー同士で返信をつけることができ、ここでもファン同士の交流が行われています。

ユーザー同士の交流はコメント欄に限りません。動画視聴のためのサイトと思われているbilibiliですが、実はWeiboのようなタイムラインが存在します。

あるユーザーがフォローしているアカウントの更新情報は、そのユーザーのタイムラインに表示され、ユーザーはそこにコメントをつけられます。もちろんユーザーが自分自身のタイムラインに更新情報を公開することもできますし、ハッシュタグを設定・検索することも可能です。

▲Weiboと類似したオープンなSNSプラットフォームという性質も兼ね備えているbilibili

このようにbilibiliは、ユーザー同士のコミュニケーションを促進し、検索の利便性を高めたデザインとなっています。bilibiliは動画配信のプラットフォームでありながら、今後はSNSとしても成長していくことが予見されます。

同時に、中国のコンテンツ市場では自社媒体の存在感が高まっています。当社がbilibiliで運営する自社媒体「纳尼Video(nani VIDEO)」のコンテンツには1件で60万再生を超えるものもあり、同アカウントに対するユーザーの期待、注目の視線がうかがえます。

価値観や生活スタイル、趣味嗜好において多様化のすすむZ世代ですが、彼らが他者からの承認や相互理解を得るためのコミュニティは、インターネットの中だけ、あるいはリアルな世界だけではなく、その双方がリンクする場所に存在するようになるのかもしれません。彼らのニーズを満たす場として、bilibiliはますますユーザーを拡大していきそうです。

連載第12回はこちらからご覧いただけます。本文もぜひご一読ください。

若者向け動画配信プラットフォームの「bilibili(ビリビリ動画)」はオフラインでも存在感、自媒体「纳尼Video」は日本のオリジナル一次情報でファンをつかむ!

次回訪日ラボ連載は7月23日(月)に更新予定です。どうぞご期待ください。

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