WeChat新機能「微信小商店 WeChatミニモール」9月17日にリリースへ
9月9日~11日で開催されている「テンセント グローバル デジタル エコシステム サミット」において、WeChatミニプログラムのDAU(デイリーアクティブユーザー)が4億人を突破との発表がなされています。また、ミニプログラムECも8,000億元(約12兆円)以上の取引額となっているとされています。そして、来週には新しい機能「微信小商店 WeChatミニモール」がリリースされる見込みです。
この「微信小商店 WeChatミニモール」の特徴は下記の3点とされています。
- 開店費用0元
- サービス費用0元
- 全ユーザーライブコマース
企業でも個人でも、WeChatアカウントがあれば数タップで販売開始が可能。このミニモールでは、商品情報掲載、受発注管理、決済、物流、アフターサービスの機能も搭載。出品可能な商品ジャンルも、アパレル、デジタル、生活用品等1,500種類をカバーしています。
ただ、誰でも無料で開店というのは、タオバオでも出来ていたことではあります。よって、ソーシャルとの連携がポイントとなっています。WeChatでは家族・友人と繋がっており、日々連絡を取り合っているため、彼らにライブコマースで直接語り掛けることで自分の好きなものやお薦めアイテムを紹介することが可能。芸能人やKOLよりも、説得力がありコンバージョンに繋がりやすいと目されます。WeChatのトラフィックを利用するという点においては、拼多多が先に活用して成功を収めているため、更なる差別化が必要とする見方も出ています。
多様化を推し進めるWeChat及びミニプログラムEC、その利用方法も増えています。当社でも越境ECをはじめとするWeChatミニプログラム活用を進めることで、日中間のインターネットマーケティング支援に力を入れて参ります。